法人事業系PCを、PCリサイクル業者を利用して処分する方法の詳細をまとめます。
PCリサイクル業者を利用するメリット
PCリサイクル業者を利用するメリットについて、簡単にまとめます。
①無料、もしくは安価
ほとんどの部品をゴミとして処分してしまうメーカーや産業廃棄物処理業者とは異なり、引き取ったPCを利益に変える目的をもっているので、費用面でもっとも安上がりになる。
②「買い取り」となってお金がもどることも
PCが新しかったり状態がよかったりすると、買い取りになってお金がもどってくることもある。
③地球にやさしい
PCの「リユース」、もしくは部品や金属素材の取り出しと「リサイクル」をおこなうので、資源の節約になる。
④廃棄証明書の起票・管理が不要
産業廃棄物としてPCを引き取るわけではないので、廃棄証明書(マニフェスト)の起票・発行が要りません。
PC買い取り金額をアップさせるには
事業系PCを引き取ってもらう際に「買い取り」となってお金がもどるケースがありますが、これは、「業者がPCにつける評価額」が「データ消去手数料や資産移動証明書などの発行手数料」を上回っている場合の差額がもどってくることを意味します。
ですから当然、「業者がPCにつける評価額」が高いほどもどってくるお金は多くなります。そこで、PCの買い取り金額をアップさせるポイントを示します。
①ていねいにあつかう
マシンの破損状況は当然買い取り金額に影響します。不要品だからといってラフにあつかわないようにしましょう。
②HDD・SSD・メモリーは残して
ハードディスク、SSD、メモリーなどの有無も買い取り金額に大きく影響します。内部規定などで決められているのでなければ、できるだけそのまま残しましょう。
③本体に何も書き込まない
マジックなどで本体に「破棄」や「不要」などと書かないことです。紙に書いてテープで貼るくらいにしておきましょう。
④なるべく早めに出す
やはり新しいものほど一般に状態はよく、性能・機能的にも陳腐化していないので、高く買い取ってもらえます。PC業界全体で見れば、ほとんど四半期ごとに何らかの変化、何らかの進歩が起こっていますので、中古品として買い取る価格の相場もそれなりに速く変化します。PCリサイクル業者に相談をもちかけるタイミングが1ヶ月遅れるだけでも、買い取り価格が下がってしまうこともあるのです。ですから、「思い立ったが吉日」のように考えて、早め早めに更新するようにした方がお得です。
これらのような、PC本体にかかわる部分が買い取り金額に影響しますが、そのほかの、マウスの有無、説明書その他同梱物の有無、外箱の有無は影響しません。無くてもかまわないのです。
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